撮りたいものを撮る・・・狙う・・・本気で!

このページのタイトル・題名は、まだ付いてません。
今後、掲載が続けられそうでしたら、立ち上げようと思っています。

 第6弾として・・・  2015年8月23日 撮影
 備後吉備津神社の胡神社の奉納神楽
撮影フィールドとして一番身近な撮影場所は備後吉備津神社で、通い始めて9年目となる。
神社での撮影は、年間を通して、時間がある時に通っている。

胡神社は、備後吉備津神社の御池(みいけ)と神社の参道脇にある。

神社で行われる行事には、あまり興味はないが、この神楽奉納は、数年に1度の割合でしか行られない。
氏子は、町内4つが世話をして1年づつ持ち回りで行事が開催される。
今年の、役員は、神楽を奉納することとなった。
いつもなら、胡神社の近くの広場で行われるのだが、今年は、吉備津神社の神楽殿で行うこととなった。

それも、吉備津神社境内にある、広島県重要文化財の神楽殿を使うのは、私の記憶では初めてだった。
禰宜さんに聞くと、神楽殿での神楽は過去に1度あったかどうか・・・と言うことだった。
だから、行事と言えども、どうしても欲しかった1枚だった。

備後吉備津神社で行われる行事のひとつで、神社に入る入口にある胡神社の祭りで「神楽奉納」の神事を撮影した。
撮影の被写体は、どちらかと言えば空気感や色彩あるごく普通の景色が好きだ。
カメラマンとしては、誰よりも早く・・・昼過ぎに撮影の場所取りに行った。
どうしても、真正面の位置にカメラを据えたかった。
禰宜さん、権禰宜さん、行事担当者さんに了解得て、撮影前には神楽を舞う方々にも真正面からストロボを使うことも了解を得た。

私のカメラと神楽殿の距離は7mと近い・・・。

張りつめた雰囲気の緊張感や激しく舞う息づかいも感じて迫力満点だった。

日没で境内を吹く風は、心なしか涼しさを感じながらも、シャッターを押す手は汗ばんでいた。

      
      
   
 
広島県重要文化財 神楽殿  (階段を上がって随神門前)
 


2014年春の正中の光り (本殿真正面は9年間で2度しか撮影できてない)



  
2014年の2月の冬の本殿
 備後吉備津神社での写真展のぺージへリンク
 

 (撮影を終えて)

神楽を撮影するのは至難の業だろうと予測はしていたものの・・・
やはり・・・とても1度の撮影で、思いの1枚が撮れるハズが無かった。
できるだけ、ストロボ無で、神楽を舞う方を撮影したかった。

舞っている方の動きを見ていると、舞っている間の一瞬に顔が止る瞬間があった。
その一瞬を狙うことにしたが・・・、ストロボ撮影にすれば顔もとまり身体の全体も止ってしまう。
顔にピントがあって静止した瞬間で、体のどこかが動いている瞬間(ブレル)となると、上手くいかない。
私は日頃から、風景撮影をしていることが多いので、ストロボを使って撮影することは少なく、思い通りに設定ができない。
頭では、ストロボを少しだけ発光させればいいのだが、上手く操作できなかった。
ストロボ設定の勉強が必要だと思い知らされた。

胡祭りの担当の方に聞くと、神楽を舞う方がたは、各地から集まったそうだ。
地元を始め、府中・世羅・三次・東広島と混成で舞われたようだ。

私が神楽について詳しくないので、舞われた演目と画像が違うといけないので、写真の下には説明はいれませんでした。

(神楽 演目)
 清米舞   四人舞   能舞「安全清姫」  折敷舞  


http://oka39.net

写真・文書の著作−H.OKAMURA−
 不許複製.Copyright (c)
画像には著作権があり、撮影には許可を取っているものもあります
2014/9/24 open