撮りたいものを撮る・・・狙う・・・本気で!

このページのタイトル・題名は、まだ付いてません。
今後、掲載が続けられそうでしたら、立ち上げようと思っています。

 第7弾として・・・  2018年9月22日 撮影
 備後吉備津神社「ライトアップ散策コンサート
撮影フィールドとして一番身近な撮影場所は備後吉備津神社で、通い始めて11年目となる。
神社での撮影は、年間を通して、時間がある時に通っている。

備後吉備津神社の神楽殿で行られるクラシックコンサートは初めてである。
演奏者は福山在住の、三木健嗣&三木澄志江さんの「ヂュオ三木」夫妻がコンサートをするというのを知った。

「ライトアップ 散策コンサート」は、ライトアップされた備後一宮吉備津神社で散策しながらライブを楽しむ。
コンサートも魅力であるが、吉備津神社を撮影している私としては、ライトアップが気になってしょうがない!

ライトアップの規模も知らされてなくて、たまたま吉備津神社に行ったら、コンサートやライトアップの情報が解った。
ライトはLEDだということで、この日のために百数十基を新たに購入したと・・・。
これは、撮影しないわけにいかないだろう。
10年前に、春の桜時期に、境内で花見をする人たちがたくさんおられ、各自が明るくするためにライトアップをしていたのに、私も便乗して神社の方に了解を得て投光器を5基ほど照らして山の上から撮影したのを思い出した。
その時も、面白いものが撮れた。

今回は、違う・・・境内全体(池も含め)をライトアップするという。

これは、撮影しない訳にいかないだろう。



広島県重要文化財 神楽殿  (階段を上がって随神門前)
   
   
 

 (撮影を終えて)

吉備津神社の対面にある山の上からの画像は、境内にある「御池」に日没後の空が反射している。
日の入り後(日の出前)、しばらくは暗くならない。上空の大気が太陽光を散乱して光っているためでこれを「薄明(はくめい)」lという。
薄明の継続時間は約30分とか、天文薄明では約1時間と考えられている。

それは、天文学的な説明であるが、ある一部を被写体で選び、それも彩色まで考えると・・・・
薄明時に、吉備津神社の御池に空の色を反射させての画像と決めると、ぞんなに時間は無い。
案の定、この前の画像では、池の色は薄い・・・この後の画像では、池の周囲の建物がシルエットなって真っ黒け。
この画像をふくむ、前後2枚では数分ほどだった。

よく見てください・・・池の横の県道から神社に入る道と、池の手前の岸とその左に曲がった道の3点にクルマの照明の軌跡が入ってます。
偶然ではありません。
これは狙ったものです。
前回の撮影の時には、知り合いの方に電話で連絡してクルマで移動してもらった経験に基づいて今回も挑戦したものです。

薄明の時間・・・池が青い色に反射した少しの時間に、クルマが3カ所を同時に走るタイミング。
なにより、神社があちらこちらでライトアップされて本殿も浮かび上がっていることです。

思った通り、前回よりも・・数段もいい写真が撮れた。・

また、コンサートもよかった。
満月から2〜3日違ったけど、神楽殿で演奏される音楽は神社の境内に響き渡っていた。
ずっと音楽を聴き言っていたかったが・・・いつも暗闇の境内にライトアップされた景色が気になってしょうがなかった。



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2014/9/24 open